柏ふるさと大橋補修工事
平成11年(1999年)4月24日に柏ふるさと公園と北柏ふるさと公園を結ぶ「柏ふるさと大橋」が開通し、今年で25年を迎えます。美しい景観を保ちながらも老朽化が進んでおり、このたびレンガの補修工事を行う運びとなりました。
当社が補修工事を担当させていただくことになり、不二窯業株式会社の協力のもとで約3,000枚のレンガを張り替える計画です。柏市の事前調査に基づき、剥離などの問題が確認され、早急に対応が必要な箇所が対象とされています。
工事は11月18日から翌年1月下旬の完了を予定しており、作業は3つのブロックに分けて工程をずらしながら進めます。これにより、周辺への影響を最小限に抑えた施工が可能です。
柏市の事前調査に基づき、剥離などの問題が確認された箇所には、わかりやすく×印が付けられています。こちらには、その一部の写真を掲載しておりますので、問題箇所の状況をご確認いただけます。
使用する「FST工法」は、従来の工法に比べて騒音や振動が大幅に軽減され、仕上がりの美しさにも定評があります。東京都美術館でも採用されたこの工法は、熟練の職人が手作業で行うため、細部まで丁寧な補修が期待されます。
今回の補修工事に使用している『FST工法』の詳細については、工事にご協力いただいている不二窯業株式会社のYouTubeチャンネルにて紹介動画をご覧いただけます。音や振動を抑えながら美しい仕上がりを実現するこの工法の特長や作業の様子を動画でわかりやすくご紹介しています。ぜひご覧ください。
工事の進捗状況は、随時ホームページ内でお知らせいたしますので、周辺住民の皆様にも現場の様子を随時ご確認いただけます。
補修後も地域に愛される「柏ふるさと大橋」としての役割を果たせるよう、万全の施工を進めてまいります。