きつね山(幸谷城跡地)
幸谷城の詳細は不明ですが、鎌倉時代、増尾村は相馬氏の所領であったため、千葉氏の一族である相馬氏の居城であったと推定されています。
有限会社いなり建設が創設時、民家の屋敷林となっていましたが「柏ふる里つくり隊」により整備され、現在は土塁や空堀などの遺構を確認できるようになりました。
自然豊かな山は、多くの野生動物が生息しております
この写真はきつね山で産まれたフクロウの子供です。
きつね山に住んでいる方から連絡をいただき、撮影に足を運びました。(5月下旬頃撮影しました。)
産毛が抜けている様子から、行動範囲を広げ始め、親鳥の元で狩りなどを学んでいる時期だと思われます。
フクロウの繁殖が見られるのは、繁殖できる樹洞等の環境があることはもちろん、餌となるネズミ類やモグラ、ムカデ、カブトムシ‥などの大型の昆虫類などが生息できる環境があり、それらの動物の餌となる植物等も生育できる環境があるということです。
このような大自然が残る場所ですので、当社のお稲荷さん参拝や、森に入る際には、野鳥やその他の動植物の生息環境を侵さないようご配慮くださいますようお願い申し上げます。
幸谷城跡の一部(約0.7ha)を柏市が買い上げ、歴史公園用地にすることが2017年9月の議会で可決されました。
これからも「きつね山」を未来に引き継ぐための活動を応援していきます。