江戸時代中期の石碑を発見!
祠の隣から突然石碑が?!
今朝、稲荷神社にて石碑を発見しました!
まさか石碑が埋まっているとは夢にも思わなかったので、写真撮影は抜き取ってしまった後。
椿の根が成長し、石碑を押し上げて出てきたのではないかと思われます。
左の写真は埋まっていたところにイメージとして石碑を戻したのですが、発見時は文字が見えない位置まで土に埋まっていました。
下部の断片も埋まっているのではと思い掘ってみたのですが、残念ながら発見できませんでした。(祠の隣ということもあるので、あまり深く掘ることができません。)
学問の神様??
土を丁寧に払ってみると、「天満宮」という文字が刻まれていました。
天満宮のご祭神は「学問の神様」として知られる菅原道真(すがわらのみちざね)です。
神社の名前「八幡」「稲荷」「天神」「天満宮」などがあり、それぞれ祭られている神様が違います。(天神の別名が「天満宮」なので、「天神」=「天満宮」となり、大きく分けると3つに分けられます。)
神様によってご利益(ご神徳)に違いがあります。
稲荷と付く神社におまつりされているご祭神は「農業の神様」として知られる宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)です。
当社のお稲荷様は、昔から力が強く願いごとがよく叶うと言い伝えられているのは、他の神様も一緒に祭られていたのかもしれません。
江戸時代中期の石碑
書かれている文字をよく見ると、「満」の文字が見慣れない字体になっております。
いつぐらいに使われていた文字なのか調べてみると1835年以降の書物に使われていることが多いことがわかりました。これは江戸時代中期にあたり、そのころの石碑ではないかと推測できます。
今回、新しい神様のものが発見させましたが、そもそも神様は『私たちに恵みを与えてくださる存在』です。これからも大切にお祭りしていこうと考えております。